ヨーグルトファクトリーで花粉症対策

とうとう来てしまいました。

くしゃみと目のかゆみが止まりません。

一昨年~去年にかけても、春先に若干の目のかゆみはあったのですが、花粉症と認めたくない私は「気のせい気のせい」と何ら対策を取らないでいました。

しかし

今年は「気のせい」では済まされません。



連続5回以上のくしゃみが頻発し、水のようなサラサラ鼻水が止まりません。

寝ている時なんか、こみあげてくる鼻水があふれて目のくぼみにたまるほどです。

目のかゆみも尋常ではなく、寝ている時にも無意識に目をこするせいか、朝起きると目は赤く腫れ、目ヤニがてんこもりで目が開きません。

日中もかゆみを我慢しているとまぶたがヒクヒクとケイレンしています。

鼻水よりも目のかゆみが辛いですね。

アレルギー用の目薬を差しても、落ち着くのは一瞬です。

目薬は一日三回と書いてあり、そんなにしょっちゅう使えないので、ほぼ一日、目のかゆみを我慢しています。


春先になるといろいろなメディアで花粉症対策の情報を見かけますが、わが身に降りかかった今年は特に念入りにチェックしてしまいます。

その中でも、花粉症の食事療法では定番となっている(?)ヨーグルトに目が止まりました。

ヨーグルトは普段から好きで食べていますし、高価な食材でもないので毎日続けられそうです。


ヨーグルトは花粉症に効くか!?

以前から週に数回は食べていましたが、一日三回食べる事にしました。

ヨーグルトは一度にたくさん食べるよりも、食後に少しずつ食べた方がいいそうです。

食後に食べる事で乳酸菌が胃酸にやられるのを防ぎ、小分けに食べる事で絶え間なく取り込むという事でしょうね。

食後のデザートだと思えば難なく続けられます。


肝心の効果はというと、食べ続けて3日目あたりから、どうしようもないほどの目のかゆみは治まってきました。とはいっても少しムズムズはします。

くしゃみや鼻水はほとんど気にならなくなりました!

むしろ今まで頻繁にかんで痛んでしまった鼻回りの方が気になります…

「これは効果あり!?」と感じる頃には、一日3回のヨーグルトは当たり前になり、一週間が過ぎた頃には花粉症と思われる症状はほとんど感じなくなっていました。

気が付いたころには治まっていた、と言う感じです。


花粉が少なくなったのかな?とも思ったのですが、窓ガラスや車を見ると黄色の粉がうっすらと見えるので、やはり飛んでいるのでしょう。

周りの人を診てもグスグスと鼻をすすっている人が多くいます。

どうやら、ヨーグルトは本当に花粉症に効くようですね!

個人差はあるでしょうが、私はとても楽になりました。


ヨーグルトを作っちゃおう!

ちなみに食べたヨーグルトは、明治のR-1 というヨーグルトです。

他のヨーグルトに比べてちょっと値段は高いのですが、体の免疫力を高めてくれ、インフルエンザにも効果的ということで試しに続けてみたのでした。
最初は毎食後に1カップを食べていましたが、ドリンクタイプのアセロラ&ブルーベリー味が美味しかったので、そちらに移行。

1週間以上毎食後にヨーグルトを食べていると、もはや日課になってしまい、花粉症の季節が終わっても食べ続けようとおもったので、前から気になっていたあるモノを購入しました。
それはヨーグルトファクトリー


ヨーグルト製造機です。

牛乳パックにヨーグルトを入れ(種菌)、機械にセットすれば、半日くらいで牛乳パックの中身が全てヨーグルトになります。

仕組みは簡単で、セットした牛乳パックを乳酸菌が活発に活動する温度に保ってくれるという機械です。

構造は至ってシンプルで、スイッチのオンオフは無く、コンセントの抜き差しのみ。

タイマーなんかも付いていません。

これを値段2,500円で購入!

必要最低限の機能だけのシンプルな作りが潔くてステキです。


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ヨーグルトの作り方 ポイント

大きなポイントは
①雑菌が入らないようにする
②種菌をよく混ぜる
の二つです。

乳酸菌はそれほど強い菌ではないらしいので、作る過程で雑菌が入るとヨーグルトができません。牛乳も腐ってしまいます。

まずはヨーグルトを作る前にしっかりと手を洗い、清潔なスプーンを使って作業します。

種菌を入れたら牛乳パックの蓋を閉じるのですが、洗濯バサミでは大きすぎてヨーグルトファクトリーのケースにぶつかってしまうので、自分は


コレを使っています。


そして、
牛乳パックの中身をまんべんなくヨーグルトにするには、
②種菌をよく混ぜる
事が重要です。

しっかり混ぜないと、牛乳の底の部分だけがヨーグルトになり、上の方が固まらないなどの失敗例になります。

ヨーグルトファクトリーには専用の計量カップがついているので、カップに種菌を入れ、そこに牛乳を注いでからよく混ぜましょう。

それを牛乳パックに戻し、マドラーなどで混ぜればまんべんなく乳酸菌が行きわたります。

自分はR-1 のドリンクを飲んでいたので、それを使っています。

牛乳パックにドリンクを注ぎ入れるだけなので、混ぜる手間が無くとても簡単です。

ちなみにプレーン味です。ブルーベリー味でも作れるのかはまだ試していません。

1リットルの牛乳に対して、ドリンクの1/3を入れるだけでも出来てしまいますが、半分以上入れると出来るまでの時間が早いですね。

私の場合、夜にセットして朝には出来上がっています。


もう一つ、大事なポイント

上記以外にも、ヨーグルト作りを成功させるポイントがあります。

早く完成させるためには、作る際の牛乳の温度が重要です。

ヨーグルトファクトリーにセットしている時間が長くなると、温められた牛乳が悪くなります。

買ってきた牛乳パックは冷蔵されていて冷えていますが、この状態でヨーグルトを作ると牛乳の温度を上げるのに時間がかかってしまいます。

そこで、牛乳を買ってきたら、未開封のまま常温でしばらく放置してみましょう。

生ぬるいくらいになったら、ヨーグルト作りスタートです。

牛乳が冷たい状態から作るよりも早く出来上がりますし、成功率も上がります。

ヨーグルトは手早く作って、出来たら冷蔵庫で保管するのがいいでしょう。


コストパフォーマンスが…スゴイ!

毎日家族でヨーグルト食べると、結構な消費量になりますよね。

特にR-1 などのちょっとお高いヨーグルトだと金額もかさんでしまいますが、自分で作れるのであればとても助かります。

自分はヨーグルトファクトリー+R-1 でヨーグルトを作っていますが、R-1 そのものの味になるわけではありません。

というのも、ドリンクタイプは味付けがされていますが、出来上がったヨーグルトは無加糖だからです。

作る際にオリゴ糖を入れると甘いヨーグルトができるのかもしれませんが、自分で味付けのバリエーションを楽しんで食べています。

ジャムやはちみつ、フルーツの缶詰を入れるとおいしいですし、黒蜜ときな粉もアリですね。

飽きずに毎日食べられます。


最近では、まったく何も入れずにそのまま食べています。

牛乳のほんのりとした甘みと、さっぱりとした酸味が感じられて美味しいですよ。

味は違っても、ヨーグルトの種菌は健康に良いと言われるR-1 ですから、毎日食べるご家庭ではとてもコスパは高いと思います。