sotoのマイクロレギュレターストーブを買わなかった理由

primus P-153 ウルトラバーナーを買う際にもう一つ候補に挙がったのはSOTOレギュレーターストーブ ST-310です。

参考 →PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナーの気に入った所と気になる所

SOTOレギュレーターストーブ ST-310の魅力は、なんといってもカセットボンベが使えるところです。



カセットガスはアウトドア缶の1/2~1/3位の値段で買えるので、ランニングコストが高いです。

また、カセットボンベはコンビニでも売っているくらいなので、どこでも手に入ります。

以前からカセットボンベを燃料としたバーナーは売られていますが、気温が低いと火が安定しないという欠点がありました。
(カセットボンベにも寒冷地用はあるが値段がちょっと高いのでカセットボンベを使う利点が薄まる)

ですが、このSOTOレギュレーターストーブ ST-310はマイクロレギュレーターという仕組みで気温が低い場合も使用できます。

春秋のキャンプで深夜早朝に使う場合は頼りになるかもしれません。


もう一つSOTOレギュレーターストーブ ST-310の気に入ったポイントは、大きなゴトクと安定感です。

アウトドア缶用のシングルバーナーは缶の上部に接続するタイプが多いので安定感に欠けますが、SOTOレギュレーターストーブ ST-310は大きなゴトクが足と一体化していて大きな鍋を使うことも出来ます。


↑↑のようなスキレットも使えそうですね。


そして価格もそれほど高くありません。(定価で6,480円)
↓↓↓↓↓↓
ST-310の安値をチェックする


安いが造りもしっかりしているので簡単には壊れなさそうです。

このように魅力的な点が多くあるSOTOレギュレーターストーブ ST-310ですが、今回はprimus P-153 ウルトラバーナーを選びました。
その理由は・・・

ST-310はかさばる

ゴトクを折りたたんでコンパクトになるとはいえ、「手のひらサイズ」とまではいきません。

カセットボンベと一緒にコッヘルの中に収納できないのが残念ですね。

SOTOレギュレーターストーブ ST-310・コッヘル・カセットボンベを別々に持ち運ばなければならなくなります。

車でのキャンプならいいかもしれませんが、登山や野フェスなどではザックの中で場所を取ってしまいます。


燃料の安さを実感できるか

安いカセットボンベが使えるのは良いのですが、持ち運びがかさばるようだと出番が少なくなってしまいます。

もともと毎週のように使うものではないし、収納の不便さを気にして使用頻度が下がればランニングコストの安さがあまり意味を持たなくなってきます。

カセットボンベがどこでも手に入ると言っても、アウトドア缶だってネットで安く買えるのだから、予めまとめて買ってストックしておけばいいかと。


SOTOレギュレーターストーブ ST-310はアイテムとしては気になるのですが、よくよく考えてみると中途半端な気がして購入を見送りました。

しかし、
  • 本体価格が抑えられている
  • 頑丈な作り
  • カセットボンベ使用
といった点を考えると、防災用品としてはピッタリの商品かもしれないですね。