アッパーの革部分に味が出てきたな~と思っていたら、つま先のゴム部分の接着がパックリと割れてしまいました。
コロニル ラバーブーツでのお手入れもサボり気味だったのが良くなかったのでしょう。
とはいえ、毎年冬になると酷使していたので、よくやってくれたのではないでしょうか。
性能と耐久性、見た目も含め、シャイアンは良い靴だと思います。
ネットの評判ではメイドインカナダからメイドインチャイナに変わってからゴム部分の耐久性が悪くなったという話を多く目にしますが、私のシャイアン(メイドインチャイナ)の場合7年もってくれたので充分かな~と思っています。
アスファルトの上もたくさん歩きましたが、ソールのすり減りは気になるほどではありませんでした。
エルエルビーンのビーンブーツも持っていますが、ソールの耐久性はソレルの圧勝です。
ひび割れシャイアンもドライな環境では履けないこともないのですが、やはり冬シーズンに履くには不安があるという事で、新たなウィンターブーツを買う事にしました。
アウトドアメーカー各社から様々なウィンターブーツが発売されていますが、ソレルの温かさを知ってしまったので、今回もソレルから選びたいと思いました。
シャイアンを買うときもカリブーが気になっていたのですが、店頭で履いてみてやはり車の運転がしにくそうでやめました。ただでさえ気を使う雪道の運転で踏み間違えが起こりそうです。
カリブーは雪かきなどのアクティブなシーンでは少し重さも気になりそうです。
そこで選んだのが1964 パックナイロン。
アッパーが防水ナイロンで軽く、カリブーと同等のマイナス40℃対応というスペック。
価格もカリブーの約半分!
冬の時期はハードに使うウィンターブーツですから、パックナイロンのコスパは高いです。
ソールのゴム部分もシャイアンよりちょっぴり大きいかな?という位。
運転や歩行で邪魔になることはなさそうです。
私が選んだのはこのカラー

ワンシーズン履いてみて、これまで履いていたシャイアンと比べてみます。
パックナイロンのいいところ(シャイアンと比較)
☑アッパーの丈が長いので深い雪でも安心。☑シャイアンよりも寒い環境に対応!
(使用限界温度シャイアン-32℃に対しパックナイロンはー40℃)。実際に履いた感じもシャイアンより暖かいです。
☑インナーが取り外し可能。
インナーのみ別売りもしている。→別売りインナー 暖かいので動いていると足に汗をかくほどですが、インナーを取り外して乾かせるので衛生的です。
☑紐が締めやすい。
Dカンなので紐を引くと全体がまんべんなく締まる感じ。普段は少し緩めてそのまま足をズボッと入れていますが、フィットさせて履く際も手間取りません。もちろん紐を緩めるときも一瞬。シャイアンはこうはいきませんでした。
☑安い!
アッパーに革を使っているシャイアンよりも安い。ソレルの製品の中でも一番安い部類。気兼ねなくガンガン使えます。
☑カラーが豊富。
その年のラインナップにもよるでしょうが、冬のコーディネートに幅が生まれますね。
シャイアンよりも見た目も温かそうで気に入っています。
☑軽い!
パックナイロンはその名の通りアッパーがナイロンなので、ボリュームがあるのに軽いです。
パックナイロンの気になった所
☑丈が長い分、足首の自由が利かない。シャイアンに比べてですが、少しだけ。すぐに慣れましたが(*^-^*)
☑滑りやすい!?
コンビニやスーパーなどのツルツルした地面が濡れていると気を付けないといけません。ただ、シャイアンより滑りやすいという事もありません。シャイアンとソールのパターンも一緒です。もともと積雪の屋外で履く靴なのでしょうから仕方がないですね。
☑インナーの耐久性はどうか?
長時間履いていると、インナーが足裏の形にへこんだ感じがします。取り外して乾燥させたりすれば多少元には戻りますが、ハードに使った場合消耗が激しいかもしれません。
とはいえ柔らかなフェルトインナーが温かさと履き心地を向上させているわけですし、インナーだけ安く買えますので(別売りインナー)、くたびれたら買い替えるのが正解なのかも。7年履いたシャイアンは中綿がへタっていても交換できなかったわけですし。
まとめ
総合的にみて、良い買い物ができたと思います。
保温性や防水性など、冬の靴に必要な性能を十分に満たしています。
雪の多い土地で屋外に出る時間が長い方には特にオススメです。
雪が溶けかけてベチャベチャになった路面でも濡れないのがうれしいです。
コロニル ラバーブーツでの手入れもマメにして、インナーを買い替える事もあるかもしれませんが、5年10年と長く愛用していきたいですね。