まず、長時間作業をしていると目がチカチカする気がします。
光の反射が目に刺さるというか…
視線を暗い方へ向けると、目の奥に重苦しい痛みも感じます。
そして、器具からキーンという高い音が聞こえるという事。
他に雑音があればそれほど気にならないのですが、静かな環境になると結構耳ざわりな音です。
どうやらこの高音はLED特有の物らしく、音対策がなされていない器具を使うと頭痛などの健康被害もあるそうです。
知り合いの職場では省エネを期待して照明を全て蛍光灯からLEDに交換したらしいのですが、その後職員の多くが原因不明の頭痛や不定愁訴を訴えたそうです。
LEDの直線的な光と高周波によるものだったのでしょうか。
昔の話なので出始めの頃のLEDだったのでしょうが、技術が発達した今でもそのような商品はあるようですね。
個体の当たりはずれもあるのでしょうが、デスクライトは長時間近くで使うものですから我慢できるものでもないので、蛍光灯のデスクライトに買い替える事にしました。
デスクライトを探すと、国内の有名メーカーもほとんどLEDが主流になっているようです。
蛍光灯のデスクライトを探す方が大変でした。
私は大きめのダイニングテーブルを作業用デスクとして使っているので、可動範囲が大きく、照射範囲も広い物を探していると、山田照明のZライトを見つけました。
Z-LIGHTにもLEDのモデルがたくさんあります。
LED照明にデメリットである多重影の対策や、調光・調色機能も備わっていて申し分なさそうなのですが、一度LEDで失敗してからの買い替えなので、今回は蛍光灯のモデルを選びました。
z-208-w

色はホワイトです。手に入りやすい直管形蛍光ランプを使用しています。
質実剛健な造りは「事務用品」といった感じですが、デザインもいいと思います。
アームが長く、角度の微調整も容易です。
光のちらつきもありませんし、長時間使っていても過剰に熱をもつこともありません。
長時間使うものなので、消費電力はLEDに軍配が挙がるのでしょうが、電気代に心配するほどの差は表れないと思います。
よくLEDの省エネで持ち出されるのは白熱電球との比較ですし、蛍光灯とLEDであれば何倍もの差は無いはずです。
むしろ蛍光灯の方が全方向へ光を照射するので、広いデスクで作業する際にはLEDよりも明るく感じやすいですね。
そのうち、時代の流れで蛍光灯が全てLEDに置き換わってしまうようになるのかもしれませんね。そのころには目と耳に優しいLEDが安価に普及しているといいのですが。
z-208-w はそうそう壊れそうにありませんので、10年以上は愛用したいと思います。